体調不良が許されなかった子供時代の思い出。
こんにちは。シマです。
最近自分がアダルトチルドレンではないかと気付きました。
このブログは心の整理のために、毒親の母との思い出や出来事を書いています。
今日は、体調不良が許されなかった
子供の頃の思い出を書いてみたいと思います。
私は食品アレルギー、その中でもナッツアレルギーです。
- くるみ
- カシューナッツ
- アーモンド
- ピスタチオ
- マカデミアナッツ
- ヘーゼルナッツ
・・・等々の、ナッツ系の食材に対して
アレルギーが出てしまいます。
ナッツ類を食べてしまった場合の症状としては、
- 唇や口内、食道の強烈な痒み
- 吐き気、嘔吐
- 唐突な満腹感
- 発熱
- 喘鳴
食べてしまってから直ぐ〜２時間後ほどは
痒み、吐き気、満腹感があり、
ちょっと落ち着いたかな？というぐらいに
堪えきれない吐き気に襲われ、嘔吐、
その後発熱する・・・といった具合です。
幸いなことに、ここ何年かで昔と比べて症状も軽くなり、
粉末状や細かく刻んである場合は
口内の痒みや満腹感で収まることが多くなりましたが、
子供の頃は大変でした・・・。
初めてアレルギーを起こした時のことははっきり覚えています。
私が４、５歳のまだ小学校に上がる前の頃でした。
休日に、母とテレビを見ていました。
母はくるみが大好物で、「黒糖くるみ」を食べていました。
私は母が美味しそうに食べる黒糖くるみが気になり、
１つもらいました。
そして食べた所、ものすごく口の中が痒くなり、
喉の奥からせり上がってくるような吐き気に
「何か口の中に入れてごまかしたい！！」という欲求に襲われました。
水をガブガブ飲んだのを覚えています。
その時、母は「そんなにまずかった？」と笑っていました。
その後嘔吐し、熱が出て看病してもらいました。
その後も、ケーキやチョコレートにナッツが入っていたりと
何度も何度もナッツを食べては体調が悪くなる、
ということを繰り返し、
小学校２〜３年生頃には
自分で「ナッツアレルギーだ」ということがわかっていました。
しかし、母は私が高校生になるまで
「アレルギー」とは思わなかったそうです。
（アレルギーと思ったきっかけは
テレビで食物アレルギーの特集を見たそうです。）
それからは初めての食べ物を買うときに
成分表示を見て買ったりと、気をつかってくれるようになりました。
それまでは、私が「ナッツアレルギーだ」と言っても
「好き嫌いだ」
「嫌いなものが入っていると思うから気分が悪くなるだけだ」
といい、食べないことを許してくれませんでした。
中学生だったか、高校生だったか・・・
忘れてしまったのですが、
母とインドカレー屋に行きました。
その前にインドカレーを食べて
アレルギーが出た経験があったため
「インドカレーはナッツが入っているから食べられない」と言ったのですが
「カレーにナッツが入っているわけないじゃない」と言われ、
結局インドカレーを注文することになりました。
そして、出てきたインドカレーを食べると・・・
案の定・・・・
一口目から口の中が痒くなり、
「これ以上食べてはいけない」と感覚的に訴えかけてきます。
口の中の痒みと吐き気を抑えるのに必死で、
うん・・うん・・と生返事しか返せなくなりました。
そんな私を見て、母はどんどん不機嫌になりました。
「せっかく連れてきてあげたのに何だその態度は」
「ナッツが入っていると思って食べるからダメなんだ」
「その態度は親をバカにしているとしか思えない」
と言われ、「気分が悪い、体調が悪い」と言っても
体調を気遣ってはもらえませんでした。
おそらく母は「おいしい！」と言ってニコニコして
カレーを食べる私を想像して連れて行ったんでしょう。
でも、そうはならなかった。
話はうわの空だし笑いもしない。
せっかく連れてきたのに！！という
怒りの感情しかわかなかったんでしょう。
結局カレーを全部食べたのか、食べなかったのか
覚えていないのですが、
帰り道すごく気分が悪く、堪えながら歩いているのに
母は怒って１人でどんどん前を歩いて帰ってしまう背中を
見ながら歩き、惨めだったことを覚えています。
人と接する際に、
自分の体調や気分を押し殺して
気をつかっている自分に気づくことがあるのですが
こういう出来事が根本にあるのかもしれません。
おまけ。
記事を書くにあたって調べてみたのですが、
インドカレーにはとろみをつけるのと味のコクを出すために
カシューナッツのペーストを入れるレシピがあるそうです。
ナッツアレルギーの方はインドカレーにご注意ください。。。
